「カバードポーチがかっこいいアメリカンスタイルの家」

オフホワイトのデザインサイディングをベースにブルーとイエローをポイントで効かせたシンプルな外観。

地盤が道路よりも80cm程度上がっているので、将来に備えてスロープを付けるなどデザインだけでなく実用性にも配慮した設計でご提案させて頂きました。

金網のPＣフェンスと白く塗装したウッドフェンスが外観のアクセントとして効いてます。

軒は浅めですが、下屋部分をカバードポーチにしたことで雨の日にも濡れにくく安心して出入りできそうです。

アメリカ西海岸テイストがお好きな奥様の希望をかなえた鮮やかなブルーの木製ドア。

木の扉ですが、断熱性・気密性申し分ない性能を担保しています。

玄関ドアを開けた正面にくる扉もこのお家を象徴するブルーを採用しました。

型板ガラスを用いたことで、リビング側の明かりも取り込みつつ、視線はぼんやり遮られているので安心です。

玄関入って左手には大容量のシューズクローゼットを備えました。

壁面にはアクセントクロスと靴を履く際に役立つ手すりも取付ました。

ブルーの玄関ドアの横にはアンティークのステンドグラスをはめ込みました。

イギリスのアンティークですが新築のお家にもしっくり馴染んでいます。

Ｏさんのお家は玄関から動線が２WAYになっています。

正面の扉を開けるとリビング、右手の廊下を進むと洗面・ランドリー・トイレ・ファミクロ兼用のパントリーへと続く設計にしています。

リビングは吹抜けにして開放感を高めました。

高い位置に窓を設け、リビングにたっぷりと光が届く設計にしています。

窓台を木製にしているので、雑貨をディスプレイすると映えますね。

通路壁面にはブラケットライトやポスターをディスプレイ。

雰囲気が一段と良くりますね。

玄関から続く通路にはしっかり収納も確保しました。

奥側はインターネットのルーターと壁掛けにするリビング側のテレビ配線隠しの役割も担っています。

手前は日用品などがしまえるよう可動棚を設け、収納内容によってフレキシブルに使えるようにしています。

扉を開け閉めするための金物部分にも注目してください。

とってもオシャレですよね。

お家に帰ってきて、どこにも触れずにたどり着ける洗面台。

両サイドはランドリールーム・トイレへと続く扉です。

トイレドアは明るめのセージカラーに着色し、小さめのチェッカーガラスをはめ込みました。

引手もゴールドのものをチョイス。

扉ひとつにもOさんが、海外インテリア好きなところを感じます。

お手持ちだったトイレモチーフの雑貨も出入り口に取り付けました。

テーマは海！

壁紙や照明にそれが感じられるようなアイテムを採用しました。

ブルーを基調としたモザイクタイルにマリンライトなど洗面台にも海を感じることができるように造作しました。

一見収納がなく使いにくいのでは？

と思うかもしれません。

ご安心ください。

三面鏡のミラー背面がすべて収納になっています。

ランドリルームには物干し用のバー、さらにここにも洗面台を備えました。

この洗面台は家族が日常的に使うものとして、さらにつけ置き洗いなどもできるようにということで深型シンクを採用しています。

ランドリールームにはしっかり収納もつくりつけてます。

手前の開き戸内には水廻りのお掃除関係・洗剤等のストック品を、可動棚にはタオルやパジャマなどを置けるようにしました。

ランドリー側とキッチン側からアクセスできる１Ｆに設けたファミクロ＆パントリー。

収納用途に合わせてパイプハンガーや可動棚で構成しています。

パントリー奥にはかわいいデザインクロスを採用しました。

光がしっかり届く明るいキッチン。

木やレンガを用いてオシャレで実用的な空間に仕上げました。

大容量の造作食器棚。

奥行きもたっぷりとっているので、大型化しているキッチン家電がきてもゆとりをもって配置できます。

鮮やかな水色に着色しチェッカーガラスをはめ込んだカップボードはＯさんのリクエストにお応えして造作したオリジナルオーダーメイドです。

キッチンはお手入れしやすく清潔感のある人工大理石天板を採用しました。

周囲にはレンガを張って、雰囲気よく仕上げました。

キッチン上に配置したガラス照明。

黄色いあたたかな灯りがキッチン・ダイニングをやさしく照らします。

コンロ周囲レンガで仕上げました。

レンガなら油跳ねもへっちゃら。

経年で汚れはでてきますが、だんだんと濃くなり味わい深くなっていきます。

でも、ベタベタはしないのです。

キッチン立ち上がりにはニッチをつくりました。

スパイス置場として重宝します。

リビングとの続き間でつくったのは和室です。

扉を開けておくと、吹き抜けとも相まってリビングはかなりの解放感を得られます。

テレビ置場の背面はエイジング加工した木材を張り、テレビ台は柱と柱の間にぴったり納まるように造作で仕上げました。

余分な隙間がでないので、日々のお掃除も楽々です。

和室→キッチンへの眺めも最高です！

床材に採用したのはオークの無垢材です。

硬い木材でキズがつきにくいのがその利点です。

キッチン対面の壁には本立てと飾り棚を設けました。

奥さまお気に入りの雑貨やお子さまの絵本などディスプレイしてインテリアを愉しみます。

和室にはデイベッド的なヌックを造りつけました。

お昼寝にはもってこいのお籠り感です。

和室には階段下をつかった押入れを設けました。

高さはそれほどありませんが、来客用のお布団や衣装ケースなど適度に収納力を備えています。

リビングの照明用に採用したアメリカンスイッチ。

このあたりもひとつひとつこだわって一緒に選びました。

階段は蹴込（踏板と踏板の間の垂直部分）にも木を張って感じ良く仕上げました。

階段の照明もお洒落ですね。

アクセントカラーの壁紙を雰囲気良く照らします。

中二階・スキップフロアにつくったのはご主人のワークルーム。

ご主人の意向であえて扉はつけずオープンに。

ブルーの小窓もつけて、リビングと程よくつながりのある空間にしました。

小窓にもチェッカーガラスを採用して可愛く仕上げました。

吹抜けと２階廊下の間はエキスパンドメタルで緩やかに仕切りました。

小さなお子さまがいても落下防止になるので、安心です。

２Ｆ廊下からの眺めも最高です！

明るく心地良い空気が流れています。

スキップフロアになっていることで空間によりリズムが生まれ、見応えのある楽しいお家になってます。

控えめなストライプのアクセントクロスを張っている空間は、寝室です。

ベッドはそれぞれ１台ずつ置いて、気配は感じられるようにしたいということで、壁を立ち上げています。

明るいストライプのアクセントクロスを張ったスペースは奥様側。

西側は公園なので、春になるとキレイな桜を眺めることができます。

寝室はご夫婦別室という設計依頼もありますが、このように１室を緩やかに仕切ってそれぞれのスペースを確保するのもいいですね。

クローゼットは１Ｆにもファミクロ、２Ｆにも納戸を設けたので、ミニマムな広さです。

アーチ壁の奥は納戸、左の扉は子ども部屋へつながります。

納戸にも遊びゴコロのあるアクセントクロスを用いました。

Ｏさんのお家には各所に収納がしっかりと確保されています。

淡いブルーのクロスがかわいいお子さま部屋。

4.5帖ですが、天井が高いので、圧迫感は感じません。

正面の扉は２Ｆお手洗いへとつながります。

なかなかパンチのあるクロスを採用した２Ｆお手洗い。

遊びゴコロが跳ねてます　（笑）