間取りとデザインと暮らしと心

さて。今日のタイトル、

間取りとデザインと生活と心と。。。

この四つはつながりあってそれぞれが影響しあいながら

暮らしはできていくと思っています。

家の責任は重大。。

そう思いながらお客様のお家づくりに向き合っています。

 

それでもお施主さんの本当のニーズってなかなか見えてこないもの。

 

 

たとえば洗面脱衣室を広～くほしい、と言われたとして

その通りに広〜くつくるのか。

 

 

それだったら誰でもできますが、

なぜ広くしたいのか、

もう一歩踏み込んでお聞きしています。

 

ここでアイロンもかけたいんです、

洗濯物もたたみたいです。

なんてお話が出てきたり。

 

でも、「この閉じられた空間で本当にアイロンかけますか？

つい、テレビの前のリビングテーブルや

隣接した和室で広げながらかけたくなったりしませんか？？」

 

なんて話をすると

「あ、ほんとですね、憧れてましたが、きっと私はここでアイロンかけると思います」

と気づいていただくこともよくあるのです。

 

人それぞれに叶えたい暮らしがあって

それは『4LDK』とか『最低40坪の家』とかで

叶えられるものではないのです。

 

その奥の本当のニーズをちゃんと掴んで

施主さんが幸せになる家をご提案したいな、と

それが私のミッションだな、と

心から思います。

 

 

自分自身でいうと、

キッチンに立つ時間が大好きなので

キッチンを中心にした間取りに。

心が躍るほど好きなアンティークレンガ一面の壁に向き合い

時間のかかる料理や単純作業をコツコツと。

 

 

 

築10年迎えても大好きなわが家のキッチン。

 

栗を似たり牛すじを煮込んだカレーを作ったり、

エビを剥いたり餃子を包んだり。

 

キッチンは私にとって気持ちをリセットする場所になっているようです。

 

 

 

そうなふうに

心と暮らしが豊かになる家を

ずーっと考えていきたいなあとおもいます。

 

 

 

 

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